おやつで栄養素グラフを整えられる!「ビタミンA不足」を救う甘いもの3選
ダイジェスト
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ビタミンAは栄養グラフで「不足」になりやすい栄養素のひとつ。とくに20〜30代は推奨量の6割程度しか摂れていない
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あすけん健康度が高いユーザーが食べていた“おやつ”のなかから、ビタミンAが摂れる甘いものをピックアップ
「あすけん健康度」で高得点を取っているユーザーは、普段何を食べているの?本連載「未来さんに褒められたい!」では、その疑問にお答えします。今回はビタミンAを多く含んでいる食品を、“おやつ”に絞ってご紹介します。
あすけんの点数の算出方法は?

あすけんでは、独自に定めた「あすけん健康度」があり、以下の項目を総合的に判定し、点数化しています。
- 食事摂取カロリー
- 運動消費カロリー
- 食事バランス(主食・副菜・主菜・牛乳、乳製品・果物・お菓子、お酒)
- PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)
栄養素グラフで不足しがちなビタミンA。その働きとは?
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、目の機能や免疫の働きを支える栄養素です。レバーや卵などの動物性食品にそのまま含まれているほか、にんじんやかぼちゃ、みかんなどのオレンジ色・緑色の野菜や果物に含まれる「β-カロテン」も「プロビタミンA」と呼ばれ、体内でビタミンAになる栄養素です。β-カロテンは体の中で必要な分だけビタミンAに変わるため、野菜や果物から摂る場合は摂りすぎの心配がほとんどありません。
1日の推奨量は、18〜29歳で男性850μgRAE・女性650μgRAE、30〜49歳で男性900μgRAE・女性700μgRAEです(※1)。一方で令和6年の「国民健康・栄養調査」では、20歳以上の平均摂取量は512μgRAE。年代別に見ると20〜29歳は419μgRAE、30〜39歳は445μgRAEと、推奨量の6割程度にとどまっています(※2)。
「ビタミンAといえば、にんじんやレバー」と思われがちですが、実は身近な“おやつ”にも、ビタミンAのもとになる成分を含むものがあります。
高得点の人、コレ食べてた!ビタミンA補給におすすめのおやつ
健康度90点以上と50点以下の日を比較し、高得点を取った日にあすけんユーザーが食べていた市販品のなかから、ビタミンAが摂れる“甘いもの”を編集部がピックアップ。間食を替えるだけで取り入れられる3つの食品を紹介します。
ドライマンゴー

【一食(20g)あたり:ビタミンA 約100μgRAE】
高得点ユーザーの登録が多かったのが、ドライマンゴー。ドライマンゴーはマンゴーを乾燥させ水分が抜けているため、100gあたりのβ-カロテン当量は6,100μgと、果物(加工品含む)のなかでも特に多いです。生のマンゴー(約51μgRAE/100g)と比べると、同じ重さで約10倍のビタミンAが摂れます(※3)。1食20gで、成人女性の1日の推奨量の約14~15%をまかなえる計算です(※1)。噛みごたえがあるので少しずつ食べやすく、持ち歩きやすいのも魅力。砂糖を加えたタイプもあるので、砂糖不使用のものを選ぶとその分の糖質量をカットできます。砂糖無添加のドライマンゴーの場合、1食20〜30gなら約70~100kcalになるので、食べる量の目安にしてください(※3)。ビタミンAは脂溶性で、脂質を含む食品と一緒にとると吸収されやすいとされています。ヨーグルトに一晩漬けて戻すと、やわらかくなって食べやすく、ヨーグルトの脂質がビタミンAの吸収を助けます。
冷凍みかん

【一食(100g)あたり:ビタミンA 約88μgRAE】
今回のデータで、おやつ・スイーツのなかでも際立って高得点ユーザーの登録が多かったのが冷凍みかんです。みかんのオレンジ色の色素「β-クリプトキサンチン」はプロビタミンAの一種で、体内で必要な量だけビタミンAに変換されます。冷凍なら季節を問わず買い置きでき、シャーベット感覚で食べられるのでアイスの代わりにもぴったり。皮をむいた状態で冷凍されているものなら、そのまま食べられて手間もかかりません。ビタミンCも一緒に摂れる、優秀な“果物おやつ”です。(※3)
焼き芋・干しいも

【焼き芋1/2本(約100g)あたり:オレンジ色の品種(ハロウィンスウィート)はビタミンA 約480μgRAE】
コンビニやスーパーの焼き芋、袋入りの干しいもは、高得点ユーザーの間食の定番。食物繊維やカリウムが豊富で、自然な甘さで満足感が高いのが人気の理由です。ただし、ビタミンAの観点で選ぶなら品種がポイント。紅はるかなど一般的な黄色系のさつまいもは、焼き芋100gでビタミンAは約3μgRAEとごくわずか(※3)。一方、果肉がかぼちゃのようなオレンジ色の「ハロウィンスウィート」は、β-カロテンが100gあたり5,780μg。ビタミンAに換算すると約480μgRAEで、一般的なさつまいもの100倍以上、にんじんの約7割に相当します(※4)。焼き芋1/2本分で、成人女性の1日の推奨量の7割ほどをカバーできる計算です。日本食品標準成分表への記載はないですが、同じくオレンジ色のアヤコマチや安納芋など、割ったときの果肉が濃いオレンジ色の品種もβ-カロテンが多いと考えられます。“いもおやつ”でもビタミンAの補給源になるので、パッケージの品種名と果肉の色をチェックしてみてください。
おやつを「我慢する」のではなく「替える」だけで、栄養グラフの「不足」が「適正」に近づくことも。間食の目安は1日200kcal程度を意識しながら、おいしく取り入れてみてください。
【食品の選出基準】
健康度が90点の日に登録されていた市販品を50点以下の日と比較し、90点の日の方が多く登録されていた商品の上位から、ビタミンAが多いものを編集部が選出。
化粧品ブランドに14年間勤務後、からだの内側からも美容や健康をサポートしたいという思いから栄養士の資格を取得。現在はあすけん栄養士としてコラム執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。