「太りにくいビール」選びの3つのコツ!ビールを楽しみながら健やかに過ごすには?
ダイジェスト
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代謝が後回しになりおつまみが体脂肪になりやすい
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糖質オフや低アルコール商品を活用する
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水を飲みながら高たんぱくなおつまみを選ぶ
「ビールは太りやすいから」と、大好きな一杯を我慢しすぎてはいませんか?実は、選び方や飲み方のコツを知ることで、健やかな毎日とビールを楽しむ時間は両立できるかもしれません。今回は、体に優しいビールの楽しみ方をご紹介します。

ビールで太る原因は「アルコール」と「おつまみ」にあり
ビールが太ると言われる理由は、主に二つあると考えられます。一つはアルコールそのものの影響、もう一つは一緒に食べるおつまみの影響です。
アルコールのエネルギーは「エンプティカロリー」と呼ばれます。これは「カロリーがゼロ」という意味ではなく、「体に大切な栄養素がほとんど含まれていない」という意味です。アルコールのエネルギーは「エンプティカロリー」と呼ばれます。これは「カロリーがゼロ」という意味ではなく、「体に大切な栄養素がほとんど含まれていない」という意味です。アルコールから摂ったエネルギーは体内で優先的に消費される傾向があり、その間は食事から摂った糖質や脂質の燃焼が後回しになってしまうことが指摘されています。その結果、一緒に食べたおつまみが体脂肪として蓄積されやすくなると考えられています。(※1)
「太りにくいビール」を選ぶための三つのポイント
「ビール」といっても、健康を意識したさまざまな種類の商品が登場しています。ご自身の体調や目標に合わせて選ぶことができます。
1.「糖質オフ」や「糖質ゼロ」を活用する
ビールに含まれる糖質を抑えることで、摂取カロリーをカットできます。
カロリーや糖質の量は製品によって異なりますが、100mLあたり23~32kcalほどで、糖質はゼロのものもあります。もちろんたくさん飲むのは勧められませんが、一般的なビール(39kcal・糖質3.1g)と比べ、どちらも抑えられているのは喜ばしいですね。
2.「微アルコール」などアルコール度数の低いビールを取り入れる
メーカーによっても定義が異なるようですが、「微アルコールビール」とはアルコール度数が0.00%以上、1%未満、「低アルコールビール」は3.0%未満のビールを指す言葉として使われることが多いようです。一般的なビールはアルコール度数が4~5%程度ですので、かなり控えめです。(※2)
微アルコールビールは100mLあたり12~33kcal、糖質は1.2~7.4gほど。一般的なビール(39kcal・糖質3.1g)に比べカロリーは抑えられていますが、製品によっては糖質の量が多いものもあるため、選ぶ際はチェックしてみましょう。
アルコール度数が低いものを選ぶことで、肝臓への負担を減らすことができます。ビールを飲むことをいきなりゼロにするのはハードルが高くても、度数が低いビールをとり入れることは「太りにくくする」ことにつながる、ひとつのコツです。
3.「ノンアルコール」に注目する
「ノンアルコールビール」といわれるビールテイスト飲料は、カロリーや糖質の量が抑えられているものが多く、0kcalのものもあり種類が豊富です。0kcalであれば、カロリーを気にせず安心して楽しめますね。
また、難消化性デキストリン(食物繊維)を配合し、食事の脂肪や糖の吸収を穏やかにする機能を持ったビールテイスト飲料も増えています。メーカーの責任において消費者庁に届け出をした「機能性表示食品」のものも店頭に並んでいます。健康診断の結果が気になり始めたかたや、揚げ物など脂っこいおつまみが好きなかたは、こうした機能性を取り入れてみるのも一つのきっかけになるかもしれません。
ビールを飲みたい気持ちを満たしつつアルコールの摂取量を減らせるアイテムをとり入れてみましょう。
あすけん栄養士からのプラスアドバイス
お酒を飲むときは、一緒に「お水」を飲むことも忘れないようにしましょう。アルコールの利尿作用による脱水を防ぎ、飲みすぎの防止にも役立ちます。また、おつまみには枝豆や冷奴、お刺身などの低カロリーで高たんぱく質なものを選んで、栄養バランスを整えることも忘れないようにすると◎です。
ほかにもクラフトビールや地ビールなど、個性豊かなビールを見かける機会も増えてきています。種類によってアルコール度数や糖質の量が変わり、カロリーもさまざまです。このようなおいしいビールを楽しむときは適量を思う存分楽しみ、普段の晩酌はカロリーや糖質を気に掛けるようにするなど、メリハリをつけて楽しむのも良いですね。
季節の美味しいおつまみとともに、心もお腹も満たされる素敵な時間を過ごしましょう。
FAQ
Q1. エンプティカロリーなら、ビールは太らないのですか?
A:エネルギー源として消費されるため、太る要因になり得ます。 「栄養素が空(エンプティ)」という意味であり、カロリー自体は存在します。アルコールから摂取したエネルギーが体内で優先的に消費される傾向があるため、その間、食事から摂った糖質や脂質の代謝が後回しになり、結果として体脂肪の蓄積につながりやすくなると考えられています。
Q2. 糖質ゼロのビールなら、いくら飲んでも大丈夫ですか?
A:飲みすぎは禁物です。 糖質がカットされていても、アルコール自体のカロリーは含まれています。また、アルコールには食欲を増進させる働きもあるため、おつまみの食べすぎにも注意が必要です。
Q3. ダイエット中にビールを飲む際の、おすすめのおつまみは?
A:高たんぱく・低カロリーなものを選びましょう。 枝豆、冷奴、お刺身などがおすすめです。これらは栄養バランスを整えるだけでなく、お酒の代謝を助ける成分も含まれています。あわせて「お水」を飲むことで脱水や飲みすぎを防げます。
化粧品ブランドに14年間勤務後、からだの内側からも美容や健康をサポートしたいという思いから栄養士の資格を取得。現在はあすけん栄養士としてコラム執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。